So-net無料ブログ作成
検索選択

SA-XR55+11Lについての初心者的見解 [据え置き]

鳴り始めるに成り始む、の続きです。
主に音質面からのアプローチをしていこうと思います。
今回チェックしたポイントは……………

1:ワイヤリングによる変化
2:PS3との間にDAC1を挟むことによる変化
3:システムとしての音質
4:DAC+ヘッドホンアンプとしての質


そして最後に個人的な見解を述べて終了としたいと思います。

XR55のエージング時間が30時間程度と少し足りない気もしますが、
方向性が変わることはないだろうと仮定して進めていきます。






1:ワイヤリングによる変化


バイワイヤ接続のできるケーブルがないので、
シングルワイヤ接続とバイアンプ接続との比較です。
前者の場合はortofonのSPK-3900 Q Silverで繋ぎ、
後者の場合はSPK-3900 Q SilverをLo側に、
QEDのSILVER MICROをHi側に繋ぎました。


結果から言えば、バイアンプ接続の方が良かったです。
特に変化を感じたところは定位感です。
ボーカルの存在感やリアルさといったものが増しました。
他にはそこまでの変化でなかったものの、
低域はふくよかに、高域は輪郭がほっきりとなりました。


とはいえ、ケーブル次第ではどうにでもなる変化幅でしょうし、
高いケーブルを四本買うのはつらいから、
二本ですむシングルワイヤ接続の方が良くなる可能性があるとも言えます。








2:PS3との間にDAC1を挟むことによる変化


PS3→XR55→11Lとした時、PS3→DAC1→XR55→11Lとした時の比較です。
XR55はフルデジタルアンプなので
前者は光デジタルケーブルでそのまま繋ぎ、
後者は光デジタルでDACへ、変換後RCAケーブルでXR55に繋ぐものとします。
余分な経由はしない方がいいので、前者の方がいいというのが常識的回答ですが、
XR55を使っている人の中では後者の方が好みだとする人もいるようなので、
比較するのも面白かと思い、実行する所存です。
ちなみに光デジタルケーブルはAudioQuestのOptilink1
RCAケーブルはaudio-technicaのAT-EA1000を使用しています。


一言で言うと難しいです。一長一短と言えます。
前者の方が音の分離はいいように感じます。音の広がりも若干いいようです。
しかし後者の方が低域が多く、ボーカルに艶があります。
また、前者では全体的に明るめに鳴らしますが、高域がやや痛いです。
それに比べ、後者は高域が優しく聴きやすい音となっています。

つまり、DAC1を通した方が低域が多く、高域が優し目、
分離は劣るがボーカルが艶っぽい、という予想外の結果でした。

聴く曲によって使い分けても面白そうに思いますが、
さすがに面倒なのと、バランス的に見たらDAC1を通した方がいいと思うので
自分は後者で行こうと思いました。







3:システムとしての音質


予めお断りさせて頂きますが、自分は他のシステムを作れないので、
PS3+DAC1+XR55+11Lの音なんだとご理解ください。
どの傾向がどの機種によるものかなど、全く分かりません。



低域:量は普通。適度に締まりもある。しかし全体的に厚みがない。
    また、極低域までは伸びきっておらず、
    オーケストラなどを聴くときには迫力不足。
    サイズ的に考えてスピーカーの限界かもしれないが、残念。


高域:量はやや多い程度。細めでやや硬い音を鳴らす。


ボーカル:男声女声問わず、素直でやや艶を乗せるが、あっさりしている。


音場:当たり前だが前方定位。
    セッティングが悪すぎて音の広がりがあまり感じられない。


まとめ:全体的にあっさりしていることが最も印象に残る。
    キレがあり、低域の質感的にスピード感がかなりある。
    また、弦楽器の表現が秀逸。特にヴァイオリンは心地よい。
    管楽器も全般的に高く鳴らしてくれていてよい。
    ただ、打楽器は音に厚みがないせいで軽すぎる。
    分離感はまぁまぁといった印象。
    低~中高域は悪くないのだが、高域の分離がいまいち。


    ジャンルはそこまで選ばないと思われる。聴く側の求めるもの次第。
    得意と思われるものはアップテンポなジャズ、ポップス。
    どちらにしろドラムを重視しない曲であること。
    ボーカルならば女性。力強い声でなく、繊細な声に合う。
    クラシックならヴァイオリンのソロが良かった。
    弦楽四重奏なども楽しめる。
    ロックは基本的には良くないが、スピード感重視ならありだろう。
    打ち込みはまぁまぁ。低域はいいのだが高域がいま一つ。
    ピアノは音の厚みのなさがそのまま影響している。






4:DAC+ヘッドホンアンプとしての質


手持ちにSBDMUAX、DAC1、XR55と
DAC+ヘッドホンアンプとして使えるものが三つほどあるので比較します。
XR55のヘッドホンアンプ部はただ単に抵抗をかませたものでなく、
別回路を用いたものであり、評価も高いようです。
比較に使用したヘッドホンはDT880PROとDJ1PROです。


結論から言えば

DAC1>>XR55>>(>>)SBDMUSX  といったところでしょうか。


XR55基準に考えると、SBDNUSXはどう聞いても歪んで聞こえます。
低域はやや量が多く感じるものの、低域にしろ高域にしろ伸びがありません。
また、分離感も悪く、SBDMUSXの方に合うジャンルも見つかりません。

DAC1とXR55との比較ですが、方向性が似ています。
その中でもDAC1の方が音の輪郭がはっきりとし、透明感があります。
分離感もDAC1の方が上です。
XR55の方が響きがあり、低域の量が多いです。


(>>)となっている部分がありますが、
これは出力が176.4kHzに対応してるかどうかでの違いです。
当然176.4kHzの方が音がいいのでそれぞれの機種の最高の状態では
さらに違いがあるということです。





々番外編ということでDAC1からXR55に繋いだときの
ヘッドホンアンプとしての質をチェックしたのですが、思わず笑ってしまいました。
結論から言えば



DAC1≒XR55になったのです。

音の輪郭がはっきりとし、音場感が抜群に良くなりました。
分離感と言う点ではまだ劣りますが、十分使い分けできるレベルです。
高域重視、明確さ重視、クリアに聴きたい、のような時はDAC1
低域重視、音場感重視、まったりと聴きたい、のような時はXR55
のような感じでしょうか。
全くもって理由は分かりませんが、レベルは高いと思います。







初めての本格的なスピーカーシステムでしたが、発見が多くて面白いです。
まだまだ甘い場所も多いですが、大方の傾向はつかめたのかなぁと思いこみ、
いくつか初心者的見解としての感想を。



まず感じたことは、定位ってこんなに面白いものなんだなぁ、ということです。
某友人にCDを返すついでに聞いてもらい、感想を求めたところ、第一声が、
「PS3が歌ってるのかと思った」とのことでした。
新鮮で面白い定位なのですが、嫌なこともあります。
定位が分かりやすいゆえ、今まで以上に録音の良しあしがはっきりとしたことです。
特にポップスに顕著にあらわれ、今までは多少の違和感ですんでいたものが、
聴いていて気持ち悪くなるものすらありました。
オーディオ好きの人がクラシックやジャズの優秀録音を探す理由って
そのあたりなのかなぁ、と思わずにはいられなく、自分もそうなってしまいそうで怖いです。


次に感じたことも定位と関連があるのですが、神経質だなと思いました。
自分自身神経質な人間ではなく、めんどくさがりだからかもしれませんけど、
セッティングはやっていて楽しいからいいのですが、リスニングポジションが苦痛です。
スピーカーは空間を音で包むものと思っていたのですが、意外なまでに指向性がありました。
スピーカーで音楽を聴きながら、部屋の片づけをする、なんてことでは楽しめません。
そのあたりもセッティングによっては良くなるのかもしれませんが、
おそらく音質面で劣るようになるでしょう。
よりよいセッティングであればあるほどリスニングポジションが狭まる、
ということであるなら、なんとも神経質だなと思ってしまいます。


なんだかネガティブな感想ばかりですが、自分が期待し過ぎていただけとも思えます。
こうしてスピーカーリスニングに取り組むことで、
ヘッドホンリスニングについても色々と考えさせられました。
長くなりすぎなのでこれはまた後日としますが、やはりオーディオはすごいですね。




最後になってしまいましたが、XR55は素晴らしく面白いやつです。
シンプルで小さなFLYINGMOLEのデジタルアンプにしたり、
一般的なメーカーのプリメインアンプにしたりしなくて良かったと思います。
オーディオ好きからの視点でのオーディオ機器として
AVアンプであるものの、XR55は色々と試せるという点で大変楽しめます。
音質面ではよくわかりませんが、そういった魅力のある機種もいいと思いました。


nice!(2)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 2

コメント 4

たぬき

遅くなりましたが、ご購入おめでとうございます!

実はこれ、我が家のTV周りで導入検討され、直前まで購入予定だったのです。
というかあたしが個人的に猛プッシュしていたのですが・・・。
直前で母の「面倒なのはイヤ」で見送られてしまいました(涙)。

大きささえもう少し小型なら迷わずあたし用に購入するのですが・・・。
なかなか難しいですよね・・・。
by たぬき (2008-03-18 00:13) 

spin@片桐凛

私も遅くなりましたが、ご購入おめでとうございますです^^
とうとうパナに走ったのですね、個人的にはいい選択かと。
私はプリメインで大丈夫と思った・・・というかAVアンプの消費電力がバカらしくなったのがその理由ですが^^;
しかし・・・バイワイヤリング接続、私もやってみたいものです。
でもうちのアンプとスピーカーでは不可能なので・・・orz
スピーカーに関して言えば早速買い換えたがってる人ですから;д;
とかいいつつも、普通に使っちゃってるからまた困る子ですーー;

アワワ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ
また話がそれてしまいました、すいませm(。_。;))m
by spin@片桐凛 (2008-03-18 03:58) 

セラミック

たぬきさん、Niceとコメントありがとうございます。

TV周りにAVアンプ買おうなんて豪華ですねぇ………
まぁ後ろの端子見ちゃうと一般の方はアウトでしょう(^_^;)

これでもAVアンプにしては小型……と言えど想像以上にでかかったです。
使い道的にきついっちゃきついんですよね
by セラミック (2008-03-21 01:20) 

セラミック

spin@片桐凛さん、Niceありがとうございます。

パナは個人的に好きじゃなかったんですが、こいつのせいで評価逆転です(^。^)

シンプルでいい音もいいけど、弄るにつれ変わるのもまた面白。色々やってみたいなら、一気に買い替えちゃえばいいんですよ(*^_^*)  と他人事だから言ってみる
by セラミック (2008-03-21 01:25) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。