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USTイヤホン&Aurvana Airの比較考察 [ヘッドホン・イヤホン]

Audio interu USTイヤホン(.x)

CREATIVE Aurvana Air(EP-ANNAIR)との比較考察です。












イヤーフックのあるなしという違いがあるものの
どちらも非カナル型の開放型イヤホンであり、このジャンルではトップクラスの価格です。
(Aurvana Airの方は値下がりが激しく、現在の価格では一概にそうとは言えませんけれど)


今回はこの二機種を比較、考察していきたいと思います。
なお、今回はどちらもスポンジ(イヤーパッド)を付けてない状態で比較しています。
カナル型が苦手だったり、散歩や室内で気軽に使える物を探している人の参考になれば幸いです。


なお、記述を読みやすくするためにUSTイヤホンをUST、Aurvana AirをAirとして表記します。


使用機器:iPod(→D2 Boa)
使用時間:どちらも200時間超



音色


低域:量はUSTの方がやや多いけれど、どちらもやや少ないか必要十分と言った量。
   下方向への伸びや重心の低さという点においてもUSTの方が優れている。
   Airは締まりがあり、音の輪郭が明確かつ程よい音圧であるので、量の割に目立つ音。
   USTは音の輪郭はそこまで明確でなく、締りもほどほどであるが、濃度が高く重みある音。
   どちらも音の立ち上がり・下がりは良好であるが
   上記のような傾向のためAirの方が良く感じられる。音の分離感に関しても同様である。
   情報量はUSTの方がやや多い。ノリの良さはどちらも良好。


高域:量はどちらも同じくらいで、一般的に見ても必要十分なくらいの量。
   上方向への伸びや広がりという点ではUSTの方がやや優れている。
   Airは広がりは悪くないのだが、伸びに関しては粗さが感じられるときがある。
   Airは明るく硬質で目立ちやすいが、きつさのない音。
   USTは柔らかめで繊細だけれど、厚みがなく目立ちにくい音。
   音の分離感や情報量に関しては低域と同様の傾向。


ボーカル:基本的にどちらもそこまで味付けが強いわけではないけれど
     Airは明るく硬質で、さっぱりとしているけれど力強さも多少ある。
     USTはしっとりとしていて、柔らかい。
     サ行のきつさはAirでほんのわずかに感じ、USTではほとんど気にならない。
     高い声の女性ボーカルや元気さを押し出している男性ボーカルにはAir
     それ以外はUST。もしくは、伸びやかで情緒豊かに聞きたいときはUST
     勢いよく瑞々しく聞きたいときはAir、が合うと思われる。


音場:USTの方が段違いに広い。
   音の鳴り方の遠近感、広がり共にかなり良好で、イヤホンでは最高峰。
   Airも悪くはないのだが、どうしても耳の近くで鳴っている感じが抜けない。
   音の立体感はどちらも良好で、音抜けや定位の明確さはAirの方が良い。
   USTは音像が大きめで音が重なるような印象が時たまあるが、一体感がある。
   Airは一音一音がクッキリと分離するが、散漫に感じられる時がある。



まとめ:どちらも量的な傾向は似ているものの、質的な傾向がかなり異なる。
    USTの方がかまぼこっぽく聞こえやすく、Airの方がドンシャリっぽく聞こえやすい。
    音の伸びや分離感、情報量、音場感と言った総合的な性能はUSTの方が勝る。
    けれど、現状の価格差ほどの差であるとは言えない。
    どちらもオールマイティに鳴らせる上での特徴の差というレベルなので
    よほどUSTの方が鳴らすのに良好な楽曲ばかり聞くのでなければ
    購入するのはAirで十分だろう。 


    得意ジャンルを分けるのならば、USTが室内楽曲、Airはロック。
    しかし、ジャンルで分けるよりも、どう聞きたいかで分ける方が望ましいだろう。
    分け方に関しては、ボーカル・音場の両項目を参照にしていただきたい。
    また、音の傾向から、USTはスポンジを付けた方が魅力的になり
    Airはそのままの方が魅力的だと感じる。






その他


音量の取りやすさは、イヤホンとしては普通かやや取りにくい程度。
どちらかと言えばUSTの方が若干取りやすい。
iPodでいえば、室内なら5割かそれ以下で十分。外でならもう少し上げると言ったところ。
上流の影響はUSTが多少受け、Airはほとんど受けないように感じる。


装着感はUSTが良好で、Airはまぁまぁ。
USTは本体が軽く、程よい大きさのでっぱりがあり、引っ掛かる場所を定められ、安定しやすい。
ただし、本体自体やや大きめなので特にスポンジを付けた際に窮屈に感じる人がいるかもしれない。
Airは慣れないうちは着けにくいし、多少慣れても、良い位置を見つけるのは面倒。
フック自体は細いのでメガネをかけていてもさほど問題はないように感じる。
タッチノイズに関してはUSTが結構あり、Airはまずない。
これはケーブルのせいと思われるが、逆にUSTは絡みにくく、Airは絡みやすいので一長一短。


デザインや作りは間違いなくAirの方が良い。
USTに関しては言うに及ばずであるが
Airは、ピカピカした本体だが傷や汚れが付きにくく
ケーブルなどの黒もとても深い色合いで高級感が感じられる。
USTは元が元だけに1000円かそれ以下に見えるレベルだが
Airは少なくとも4000円以下に見られたことはない。
イヤーフックという脆そうな部分もあるが、ちょっとやそっとの力では形も変わらない。
ケーブルも本体を耳に着けた状態で引っかけても、断線することはまずないだろう。


遮音性、音漏れに関してはどちらも当然カナル型に比べれば良くない。
この二機種で比べるとUSTの方がやや良好だが、大きな差ではない。
気を付ければ図書館などでも使えるが、電車やバスでの使用にはあまり向かない。






感想

性能の差よりも、キャラクターの差が大きい。
以前にも述べたけれど、それぞれEXH-313とMS-2をイヤホンにしたような印象。
個人的にはUSTの方が好みです。
しかし、もう少し厚みや硬さが欲しい時にAirに変えると、その良さをしみじみと感じます。

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セラミック

黄昏さん、Niceありがとうございます。
by セラミック (2010-01-05 23:19) 

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